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〒124-0004 東京都葛飾区東堀切二丁目13番8号
人の死は、いつでも突然やってきます。それに伴い、故人を送り出す為に営むのが葬儀式です。この大事な儀式を無事に滞りなく済ます為には、たくさんの知識と経験を必要とします。そしてこの知識と経験をお客様に提供し、進行や施工に反映するのが、葬儀社の務めと考えます。
けれども、儀式の打ち合わせには、十分な時間が取れません。そこで弊社ではこの資料を作成しました。是非ともご覧いただいて、御参考になれれば幸甚です。
※注 意
この資料は、主に足立・葛飾を中心とした地域のデータを基に編纂した一般的なものです。また、地元周辺の一般的な宗旨を基にしてあります。
家族・親族に連絡します。
肉親や特別な関係の方には至急知らせますが、それ以外の方々には通夜葬儀の日時が確定してから連絡します。
死亡診断書の受け取り
御自宅で亡くなった場合でも、医師による死亡の確認が必要です。
医師による死亡確認の後、死亡診断書を受け取ります。
(死亡届の半分と死亡診断書は同一用紙となっています)
市区町村役場への手続きは弊社が代行いたします。
病院で亡くなったときは、入院費用の精算をなるべく早く済ませ、
故人の荷物を持ち帰ります。
御遺体を自宅に迎えます。
納棺迄の間、仏間または座敷に安置します。
御遺体は北枕に寝かせます。
(北枕にできない場合は西枕でもかまいません)
布団を敷き清潔なシーツを掛け、薄手のタオルケット等を掛けます。 胸元に魔除けの守刀を置きます(一部宗派を除く)
枕飾りをします。
台や仏具は弊社で御用意いたします。
その他には、水・枕団子・一膳飯・花台(樒・一輪菊)を飾ります。 一膳飯は故人が使っていた茶碗に御飯を丸く山盛りにし、箸一膳を真 っ直ぐに突き立てます。(宗旨によって多少異なります)
神棚封じをします。
神棚の戸を閉め、白紙半紙を貼ります。仏壇は閉めておきます。
(宗旨によって多少異なります。浄土真宗の場合は、扉を開き内敷を 白に替え、花立てに樒を差します。)
寺院に連絡します
故人の名前や続柄などを伝え、僧侶のご都合をお聞きします。
枕づとめ(枕経)に来ていただく時は、時間を打ち合わせます。
通夜・葬儀の日時も相談しておきましょう。
*直接寺院に出向く場合でも、予め電話を入れておきます。
枕づとめをします
僧侶をお迎えして枕経をあげていただきます。
僧侶との打ち合わせを行います
通夜・葬儀・初七日法要などのスケジュールを相談します。
戒名・法名などをつけていただきます。
(先祖の位牌が参考になります。)
葬儀を勤める僧侶の人数、送迎、御布施の額なども相談します。
尚、僧侶が遠方で来られない時や、お寺との付き合いがない方には、
弊社で同宗派の御僧侶を御紹介いたします。
喪主を決めます。
一般には、故人と最も血縁の深い人が喪主になります。
喪主は年忌法要・墓参りなどを主催して行く責任がありますので、慎重に決定します。
葬儀の規模と予算を決めます。
故人の地位や遺志、遺族の希望によって葬儀の規模(家族葬・社葬・団体葬)と予算をきめます。
葬儀の日時を決めます。
親戚・寺院・葬儀社などの関係者と協議し、通夜と葬儀の日時・会場を決定します。また、初七日法要の日時も決めておきます。
世話役と係りを決定します。
葬儀をスムーズに行う為に、喪家の事情や地域の習慣がわかっている方に、世話役をお願いします。
世話役は寺院や葬儀社との打ち合わせに立ち会い、全体の流れを把握し、喪主に代わって葬儀に関する様々な事柄を指示していただき ます。(町会の役員等)
受付係・接待係などは、葬儀の規模に応じて必要な係りを決め、役割分担をしておきましょう。
親類や友人に連絡します。
通夜・葬儀の時間などが決まったら直ちに連絡します。
勤務先等に連絡します。
故人や遺族の会社関係には、社内で中心となって伝達して貰える上司などに連絡します
例『**ですが、父が今朝*時*分に死去致しました。葬儀は*月*日の*時より**で行うことになりました。*日頃まで、お休み をいただきたいと思います。皆様によろしくお伝えください。』
隣近所へ挨拶をします。
向こう三軒両隣りは、直接挨拶に出向きます。
町会への連絡は、町内会長や地区部長を通じて行うようにします。
例『本日、**が亡くなりました。通夜は*月*日午後*時より、**にてとりおこないます。なにかとご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。』
弊社が手配するもの
1写真の引き伸ばし 2ドライアイス 3霊柩車
4火葬場の申し込み 5バス・ハイヤー 6寝台自動車
7祭壇・飾幕 8御棺・納棺付帯品 9式場の確保・設営
10テント設営 11受付用具・案内掲示 12生花・花輪
13会葬礼状・会葬お礼品 14果物盛籠・回転灯籠
15料理・弁当 16新聞広告 17その他
祭壇に飾る遺影になる写真を用意します
遺影に相応しい写真で、出来るだけ鮮明なものをお渡し下さい。
御希望により服装も変えられます。
喪服を用意します。
喪主はなるべく正装(通夜は略礼服のブラックスーツ)を用意します。
喪主以外の遺族も略礼服のブラックスーツや黒のワンピースを用意します。
子供の場合は、学校の制服を着るようにします。
*弊社では、御希望により貸衣装を手配致します。
料理を手配します
通夜ぶるまいの料理、精進落としの料理、お手伝いの方の弁当や引き出物等を手配します。
御自宅で行う場合
葬儀の会場となる部屋と祭壇の位置を決め、部屋を片づけます。
(祭壇を設置すると押し入れやタンスが使用できなくなります。
必要なものはあらかじめ出しておきましょう。)
*祭壇の設営は等はすべて弊社が責任を持って行います。
道案内などを設置します
近所の主要道路へ指差しなどの道案内を設置します。
葬儀当日に混雑が予想される場合、最寄りの警察署や交番に届けておくようにします。
供物・供花を並べます。
供物・供花は祭壇に近いところから血縁の濃い順、関係の深い順に並べます。
後から届いたものは、到着順になる場合もあります。
湯灌を行います。
昔は御遺体を清める為に、自宅で逆さ水(たらいに水を入れ、後ろから水を入れる)で洗い清めました。
最近では、病院で処置してくれることが多く、納棺時には薬用アルコールやぬるま湯に浸したガーゼで、全身を軽く拭くことが多くなってきました。
死化粧・死装束をします。
親族の手で髭を剃ったり、口紅をさしたりして死化粧をします。
経帷子・手甲・脚はん・白足袋・藁草履・六文銭のはいった頭蛇袋などの死装束をきせます。(宗派によって異なります。)
御棺に御遺体を納めます。
御遺体を棺に納めるときは、身内の方々が中心となって行います。
故人の愛用品を御棺に納めます。
御遺体の回りに、故人が生前愛用していた品物を一緒に入れることが出来ます。(衣装・履き物・趣味の物など)
燃えにくいガラスや金属製品、アルミホイル、カーボン製品(釣竿・ゴルフクラ ブ等)は入れるのをさけて下さい。
専門業者による湯灌の場合
御自宅で亡くなられた時など、処置が不十分な場合や死化粧などを充実されたいときは、専門業者による湯灌を提供いたします。
僧侶をお迎えします。
通夜は普通夕方の六〜七時ころから始めます。
僧侶を控え室にお通しし、お茶をお運びます。
一同着席します
僧侶がお見えになったら、一同着席します。
祭壇の近いところから喪主・肉親・近親者・友人の順に座ります。
準備が整ったら僧侶にお知らせし、読経を始めてもらいます。
読経と焼香を行います。
読経中に焼香の指示があったら、喪主から順に僧侶に一礼し焼香します。
回し香炉を使用する場合は、各自の席で行います。
*地域・宗派によっては、多少内容の異なる場合があります。
通夜の挨拶をします。
通夜終了後に頃合いを見て、喪主または親族代表が通夜の挨拶を行います。
例『お忙しい中、本日はわざわざ通夜にお越しいただき、ありがとうございました。』 『故人は生前中に皆様に大変お世話になりました。 皆様にお出でいただき、故人もさぞ喜んでいることと思います。』『な
お、粗食を用意致しましたので、時間の許す限りおくつろぎ下さい。』*地域によっては省略する事もあります。
通夜ぶるまいでおもてなします。
弔問客に食事や酒を出して接待することを、『通夜ぶるまい』と言います。
通夜の弔問客は順次お帰りになりますので、お見送りしなくても失礼 に当たりません。
御遺体をお守ります。
近親者が交代で、祭壇のローソクや線香をを絶やさないようにお守りしますが、最近では無理に徹夜する事は多くありません。
翌日のスケジュールをよく考えて、交代で休みましょう。
焼香順位を決めます。
焼香の順番をあらかじめ決めておきます。
*「回し焼香」などでは、特に順番を決めなくても、席順に回ります。
司会進行の確認をします。
式進行・流れの打ち合わせ・確認は、当日にも行います。
弔辞・弔電の確認をします。
弔辞を頂く時は名前・役職等をお知らせ下さい。
弔電の順序を決めておいて下さい。
枚数によっては全部披露できない事もあります。
弔辞は式の途中に行いますが、弔電披露は出棺の挨拶の時に行うこともあります。
火葬場へ行く人数を確認します。
火葬場へ行く人数を確認し、車の手配をします。
あらかじめ乗車札を渡しておくと便利です。
出棺後の留守宅の責任者を決めておきます。
*多くの場合、一号車には喪主・親戚代表・僧侶が乗車し、二号車以降は関係の濃い方から順に配車します。行きに喪主が霊柩車に乗ら れたときは、帰りは一号車に乗車して下さい。
葬儀はおおむね次の順序で行います。
1喪主・近親者・親族などの参列者が祭壇前に着席します。
2僧侶が入場し、着席します。
3司会者が開式の言葉を述べます。
4読経が始まります。概ね五十分位です。
5一般会葬者の焼香を始めます。
6喪主から順に親族の焼香を行います。
7読経が終了し、僧侶が退席します。
*読経後に説経してくれることもあります。
8司会者が閉会の言葉を述べます。
9献花や釘打ちによるお別れをします。
10弔辞・弔電の奉読を行います.
11会葬者に対し、挨拶を執り行います。
12霊柩車に棺を親族の手によって納めます。
13出棺。火葬場へ移動します。
*大規模な場合を除いて、葬儀式と告別式は区別せずに、
同時に行います。
*葬儀の規模。宗旨宗派・地域により、多少内容の異なる場合があ ります。
最後のお別れをします。
祭壇から御棺をおろし、蓋を開けます。
御棺の回りに集まり、祭壇に供えられていた花を入れ、
美しく飾ります。
(御飯・団子・供物等も御棺に納めます。
他に納めたい物があればこの時迄にお願いします。)
喪主・遺族・近親者の順で釘打ちの儀を行います。
霊柩車に移します。
親近者が御棺を持ち、霊柩車にお移しします。
喪主・遺族代表からの挨拶をします。
喪主または遺族の代表が出棺に先立ち、お礼の挨拶を述べます。
挨拶の順は、葬儀委員長・親戚代表・喪主の順です。
弔電の拝読も状況により挨拶の後に行います。
*例『本日はお忙しい中をわざわざご会葬いただきありがとうござい ました。このようにたくさんの方々にお見送りいただき、故人もさぞ かし喜んでいることと存じます。これからも故人同様かわらぬ御指導
を下さいますようお願い申し上げます。どうも、ありがとうございま した。』
火葬場で茶毘に付します。
火葬場では係員がすべてお世話をしてくれます。
指示に従い、焼香等を行います。
控え室で待ちます。
控え室に入ると清めのお酒が用意されていますので、召し上がった後 は、お茶・ビール・ジュース等を振る舞いながら、収骨の連絡が来る まで待ちます。
お骨あげをします。
火葬場の係員の指示に従い、お骨あげをします。
二人一組となりお骨を拾いあげ、お骨壺に入れます。
火葬場係員が骨箱に添えて埋葬許可証を渡してくれるので、確認して 受け取ります。
*お骨あげの方法は地域によって、多少異なる場合があります。
お骨を持ち帰ります。
お骨箱は喪主が持ち、位牌・遺影は血縁の濃い人が持ちます。
御遺骨を迎えます。
火葬場から帰ったら水で手を洗い、塩で清めます。
(宗派によって多少異なります。)
後飾り祭壇に線香・蝋燭を灯し、生花・供物を供えます。
位牌・遺影・御遺骨を祭壇に飾ります。
還骨勤行や初七日法要を行います。
僧侶を迎えて還骨勤行を行います。
還骨勤行に引き続いて初七日法要を営むことも多くあります。
初七日法要は、親戚・故人の親友・葬儀に際してお世話になった方々 などをお招きします。
*初七日法要は亡くなった日を入れて七日目(死亡日の前日から数え る地域もあります。)に行うのが本来ですが、葬儀当日に行うことが 多くなってきました。
精進落としをします。
還骨勤行の後、葬儀でお世話になった方々に対し、酒・料理で精進落 としをして、労をねぎらいます。
喪主と遺族は末席に座り、お礼の挨拶をします。
例『本日はご多忙のところ**の為にご参列下さいましてありがとう ございました。ささやかではございますが、粗食を用意しましたので、 どうぞひとときを、おくつろぎ下さいますようお願いします。』
その後、列席者の方に発声していただいて、
献杯を行うこともあります。
事務を引き継ぎます。
世話役や町会の方をはじめとして葬儀中に手伝っていただいた方から の引継は、なるべく葬儀当日におこなうようにします。
1香典 2香典・供物の控え帳 3弔辞・弔電
4会葬者名簿・名刺 5会計帳と残金 6領収書
道案内などを撤去します。
指差しなどの道案内は、忘れずにはずしておきましょう。
道路が汚れているときは、清掃しておきます。
お寺(御僧侶)に法要の日時を打ち合わせします。
最近では法要や四十九日に近い休日に行うことが多くなってます。
法要後の食事の手配
お寺で会食をしない時は、料理店へ金額や内容、日時などを打ち合わ せます。
仏壇・仏具・位牌等の準備
仏壇や仏具は新しく購入した時は、供養が必要です。
四十九日までに購入すれば法要の際に同時に供養出来ます。
白木位牌はお寺で処分をお願いします。
挨拶状や香典返しの手配
葬儀の記録を基に礼状の枚数、返礼品の種類を決めます。
〒124-0004
東京都葛飾区東堀切2-13-8
TEL.03-3601-0212
FAX.03-3690-0012